CX-3(SKYACTIV-G2.0)がWLTCモードの認可を取得しました
2017.6.5
今夏発売予定のCX-3(SKYACTIV-G2.0)がWLTCモードの認可を取得しました。
〈WLTCモードって何?〉
■カタログ燃費と実燃費との差が気になったことはありませんか?
『WLTC』とは、Worldwide-harmonized Light vehicles Test Cycle(世界統一試験サイクル)モードの略称です。今まで、排出ガス・燃費の試験サイクル・試験方法は、国や地域が独自に設定していましたが、国際的に統一することになりました。これにより、ご自身の走行環境に合わせて、省エネ/環境性能の高い自動車を知っていただくことが可能となります。
①WLTCモード:下記3つのモードを平均的な使用時間配分で構成したもの。
②市街地モード(WLTC-L)
③郊外モード(WLTC-M)
④高速道路モード(WLTC-H)
〈JC08モードと比較してどうなの?〉
■『JC08モード』と比較し、より実際の使用状況を反映していることから、カタログに記載される燃費は同水準または低くなる傾向と言われています。
①平均車速 24.41km/h → 36.57km/h
⇒WLTCモードに有利な傾向。エンジン効率が良い走行シーンが増えるため。
②アイドリング時間比率 29.7% → 15.4%
⇒JC08モードに有利な傾向。アイドリングストップ時間が減るため。
アイドリングストップ無車は逆の傾向。
③コールドスタート試験比率 25% → 100%
⇒JC08モードに有利な傾向。
※コールドスタート:エンジンが冷えた状態からテストをはじめること
④試験車両重量 車両重量+110kg → 非積載状態の重量+100kg+残りの積載可能重量×15%
⇒JC08モードに有利な傾向。
〈知っていますか?〉
■マツダは、実質的なCO2削減とお客様価値の最大化に向けて、従来から実際に運転する状況での性能を重視して開発を行ってきました。
米国環境保護庁(EPA)が公表した「燃費トレンドレポート」において、マツダの企業平均燃費値が4年連続で総合1位を獲得しました。車両重量を削減し、エンジンの効率を上げるマツダ独自のSKYACTIV TECHNOLOGYにより、ハイブリッドや電気自動車なしで最高の企業平均燃費を実現しました。